muto の紹介

ありをりある.com編集長。アウトドア系出版社を経て、ありをる企画制作所を設立。編集者・ライターとして活動中。気になる分野は歴史・伝統文化・仏教・いろんな国のいろんな考え方など。好きな食べ物はあんことなす。趣味は三線弾きと剣道。

12年ぶりの特別御開帳「一字金輪佛頂尊」@中尊寺


東北随一の名刹・中尊寺で、 『人肌の大日如来』と呼ばれて高名な秘仏「一字金輪佛頂尊」が 12年ぶりに公開されています。

「一字金輪佛頂尊」が彫像で表現されるのはとても珍しいそうですよ。普通は曼荼羅で表現されることが多いんですって。 『日本仏像辞典』(吉川弘文館)によると、お釈迦さん登場以降、いろんな如来、菩薩が出現してそれぞれの仏さんへ信仰されるようになったけど、次第にそれらすべてを統合した最高で唯一の仏さんを求め出すようになり、その存在を「佛頂尊」と呼ぶようになったんだそうです。

2012年11月17日まで開催中です!

中尊寺 http://www.chusonji.or.jp/topics/page.php?p=132

『太平天国戦記』柘植久義著


中面の編集を担当させていただきました。戦場もので大人気の柘植先生の書き下ろし小説です。
時代は中国、清国末期。キリスト教から起こったカルト集団ともいうべき「太平天国」という国のお話。傭兵だった経歴をお持ちの柘植先生ならではの臨場感あふれる描写、清朝末の世界と、幕末の日本をリアルに追体験できます!
この企画に参加させていただいて、歴史物は本当に奥が深いと改めて思い知らされました。と、同時に、やっぱり自分は歴史物が好きなんだと再発見。 また、歴史物ができたらうれしいですね。特に鎌倉時代かなー(狭っ)。(むとう)
:2012年4月刊行。株式会社PHP研究所。2200円。

板碑ってなんだ?


石もの(石造物)を愛する人間である場合、埼玉県出身であることを、 最も誇りにおもうことがあります。 それは、「板碑」です。 これは、「いたび」と読みます。
何かというとその文字通り、板状の石でできた「碑」です。もう少し正確に言うと「碑」というよりは「塔」ということなんですが、いわゆるお墓ではないんです。でも墓場の横のほうにあったりするので、一般的には同じものと思っている人も多いかもしれませんね。

でもね、すごいんですよ! なんと、この板碑、全国で確認されているもののうちの大半、 約4万点がこの埼玉に集中!もちろん最古の板碑も@埼玉!!!

阿弥陀堂板碑(1368年。埼玉県東松山市)。高台に至る斜面の墓地真ん中にズドン!と在る。この単独なズドン感が「ブシ!」という感じがするんです。

私は埼玉の出身ですので、多分に身びいきが入っているかもしれません。でも、関東の鎌倉武士に愛されたスタイルだからか、何となく「ブシ!」というきっぱりくっきりな空気感があってかっこいいのです。関東のきりっとした文化をよく表現しているような気がします。
素材は、埼玉の山のほうでとれる緑っぽい板石(秩父青石:緑泥片岩)がこのんで使われていて、その色もなんかきりっとしてて武士っぽい(写真をご覧ください。こんな感じです)。つまり板碑のかっこよさは「キレッキレ」なかっこよさなんです。

板碑を建てた理由は、そのほとんどが亡くなった人への供養。 父母のため、戦で亡くなった夫のため、旧主の弔いのため…なんだそうです。

そこで面白いのは、板碑にはだいたい建立した人(願主)の名前も刻まれているんですが、よく女性の名前をみかけるんですね。中世の女性は相続権もあるし、お金儲けもうまかったりして、かなり力を持っていたらしいんですが、これを見るとなるほど、と思います。

板碑のすごいところは、このように、文献に残らないような庶民に近い人たちの記録が、こんな形で残されているということでしょう。お金を出した人の名前が全部彫られていたりすることもあり、それをみているとみんなでお金を出し合って、尊敬する旧主の弔いに板碑を建てたんだな~、なんてことも伝わってきます。また、年代も彫られていたりするのも貴重なことなんですね。

ペンギン好きにはたまらない!ペンギンキャンプ2012@埼玉県


今、まさに逃げ出そうとしているペンギン氏。

埼玉県こども動物自然公園には「ペンギンヒルズ」という展示があります。波のたつプールと人口の営巣地があり、そのエリアに私たちも入ることができるのです。
運がいいと、足もとまでフンボルトペンギンがやってきたりするんですよ!もーたまらん。

人間の出入りを狙って脱走を企てている猛者もいます。
またその姿がかわいらしいんですよね。

さて、そんな素敵な場所で、なんとナイトキャンプが開催されるそうです!
営巣地の近くにテントを張ってそこで寝られるそうですよ!すごいなあ。
事前の申し込みはが必要なので、興味のある方はぜひ申し込んでいってみてください。

詳細はこちら!→http://www.parks.or.jp/sczoo/event/index.html

開催日時:2012年11月3~4日
場所:埼玉県こども動物自然公園
料金:8000円

「神話博しまね」のイベントがアツい!


島根県が、古事記が誕生してから1300年経ったことを記念して「神話博しまね」というイベントをやっています。
2012年7月21日から2012年11月1日まで。
特設会場は出雲大社のそばですが、島根県のあらゆる場所で、神話をテーマに色んなイベントや特別展示が行われます。

その公式パンフレットみてましたら、いろんなイベント、ツアーがあるんですが、その中でも、雲南エリアで開催されるこのツアーに釘付け。
「ガイド付き!」の囲みの上、「オロチのおやつ付!」。 オロチのおやつっていったい何なんでしょう?めっちゃ気になります。
土日祝日の運行。申し込みは運航日の15日前までだそうです。うわああ、行きたい!

「琵琶湖をめぐる近江路の神と仏 名宝展」開催中(~11/25)


快慶作の大日如来像(重文)@石山寺を始め、垂涎の名宝が三井記念美術館@日本橋に勢揃い! 仏像はもちろん、神像、絵画、絵巻物、工芸品など国宝6点、重要文化財56点、滋賀県指定文化財21点を含む約100点の名宝を見ることができます。 近々行きます~♪
2012年11月25日まで!

三井記念美術館 http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

マヌルネコに会いたい


モンゴル語で、「小さい山猫」という名前のヤマネコ。 中央アジアに生息していて、ネコ科の動物の中で最も古い種なんですって。

私は以前、よく上野動物園に遊びに行っていましたが、そこでぐるっと回って一番最後の夕方ごろ、このマヌルネコのゲージの前にたたずんでニヤニヤするのが定番でした。

なんといっても、まずこの顔!ヤマネコらしい精悍さ…と言いたいところですが、耳がものすごく下のほうについていて横長な丸顔なので、なんかお間抜けでかわいい。

 そして、寒さに対応するために発達した密度の濃い毛並みと丸々とした尻尾!まるでデフォルメしたかのようなラインに見事なシマシマ! 昔、タヌキのイラストを描こうとしたら、こんなシマシマのしっぽをよく書いてお茶を濁したもんです。

今年、埼玉県こども動物自然公園では、マヌルネコの赤ちゃんが生まれましたが、育児放棄のため、日本で初めての人工飼育をしたそうです。結果、数匹は残念でしたが、一匹は見事に生き延び、現在絶賛公開中!
私も公開日初日に見に行ってきましたが(写真はその時の写真!)

赤ちゃん。かわいかったですよ!
先週、再び見に行ってきましたが、もうすっかり大きくなっていて、あどけなさはだいぶなくなってましたが、相変わらず愛らしい表情を見せてくれました。9月23日まで名前を公募していたとのことなので、そろそろ名前が決定するかな??

埼玉県こども動物自然公園
http://www.parks.or.jp/sczoo/index.html
東武東上線高坂駅下車、バスで10分ほど。

恒例、奈良博の「正倉院展」は10月27日から!


一日動員数世界一を誇る、毎年恒例奈良博の「正倉院展」。
今年もこの季節がやってまいりましました。
今年の必見は、だれもが歴史の資料集で目にしたことがあるであろう
「瑠璃杯(るりのつき)」かな~。個人的には!

奈良国立博物館「正倉院展」
開催【2012年10月27日~11月12日】http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2012toku/shosoin/2012shosoin_index.html

聖徳太子が彫った??石造の観音さん公開。


こ、これは珍品?ですね!
関西在住なら絶対行くんですけど……。やはり近江の国は渡来系の香りが濃いですね。

胡宮神社 「石造観世音菩薩立像」
公開【2012年11月15日~11月30日】
http://www.biwako-visitors.jp/search/event_7689.html