file51 榮太樓本舗の「手づくり最中」


いちにちいちあんこ

なんとなく身近にある昔ながらのお菓子。意外と、当たり前と思っているお菓子が、実はその地方限定だった、なんてことはよくあります。

例えば、「ナボナ」とか。関東出身の人間にとっては「あああの王貞治さんのCMの…」とある世代以上は、絶対すぐにわかりますよね。自由が丘にある亀屋万年堂の銘菓です。

ひょっとして、今日ご紹介する「榮太樓」も、そんなお店の一つなのかな。なんて思うのですがどうでしょうか。我が家では、よく榮太樓の飴がありましたし、榮太樓の金鍔なんかもよくいただきました。贈答用にもよくつかわれる東京の和菓子屋さんの一つだと思います。

さて、今日のいちあんこも、またもやH山先生からのおすそ分け。いつもお気づかいいただいちゃって申し訳ないですが、本当に嬉しいです。先生とお目にかかった翌日のおやつは、いつも豪華になっちゃいますからね。

手づくり最中

私にとっては、榮太樓と言えば飴、という印象でしたが、あんこのお菓子もたくさん作ってるんですねえ。
手作り最中

皮とあんこが別になっているタイプのですよ!

わあ、皮、可愛い!

最中の皮

榮太樓のマークである青松がぷかり。かわいらしいですねえ。 最中は、こういうおしゃれができるのがいいところです。楽しいですねえ。

これに、ビニールの袋に入ったつぶしアンを乗せますと…
手作り最中
こんな感じです!
たっぷりのあんこで、皮ではさんでも浮いちゃいますよ!

ちょっとあんこが多いかな?と思いつつ、パクリ。

すると、最中の皮のパリふわっという食感と、あんこがちょうどよくからみます。あんこが甘さ控えめなので、これくらいたくさんでも、ちょうどいいです!

さすがですねえ。これは万人受けの最中ですわ。すべてが程よく、くどくなく、後味すっきりの美味しい最中です。

H山先生、ご馳走様でした!

榮太樓本舗
http://www.eitaro.com/

 

 

file.50 おかめの「蔵王あんみつ」


いちにちいちあんこ

記念すべき50回目!!

毎日食べ続けてるのにもかかわらず、なかなかそうはアップできないもんですねえ。 基本的に、重複してるものは避けてたり、コンビニあんぱんも相当食べてますけど、これも、まいっか、と掲載していません。いろいろ食べた中で、けっきょく印象の強いものをピックアップしてるという感じです。

さてさて。そんなわけで、50回目は、有楽町の交通会館B1階の甘味どころ「おかめ」の蔵王あんみつです!

こちらは、以前からYさんに、「美味しいよ~!」とお話は伺っていたものの、なかなか行けておりませんでしたが、何気に支店の麹町店にはすでに何回か行ってこの名物・蔵王あんみつをいただいていたのでした…(しかしアップしていなかった…^^;)

蔵王あんみつ

ともかくも、これがその噂の「蔵王あんみつ」です!ちょっと想像していたのと違いますでしょう?!

まず、あんこが小豆のあんこではないのです!

蔵王あんみつ

なんと、金時豆のあんこです。これがまた美味しいのなんのって!

金時豆のあんこが入ってると、皆さん、思い出しますよね? そうです、沖縄のぜんざいです。 沖縄のぜんざいは、金時豆の甘く炊いたのがたっぷり入っていますよね。こちらは、もう少しじっくり煮込んで、より「あんこ」に近づけた感じです。とろっとしていて、たまりません。

小豆のあんこより、ほわっとした感じですね。小豆は低音を重めに出してるような感じ、とすれば、金時豆のあんこは中音部をけっこう強く感じるように出してる、みたいな感じです。あ、なんかわかりにくいかな、このたとえ^^;。

ちなみに、ちょっと調べてみましたら、大きな豆を使って作ったあんこを「蔵王」というらしい、という説を発見。小豆のあんこを「小倉」と呼びますが、これも小倉山という地名から来た名前なので、そういう流れでの呼び方なんでしょうか。

蔵王あんみつ

そして、その上にソフトクリームです。このソフトクリームが、コクがあっておいしい。さらにこの上から蜜をタラリと掛けていただきます。下に入っている寒天と相まって、素晴らしい調和を見せてくれます。

一見重たそうに見えるかもしれませんが、もう一気にペロリですよ。

本当に美味しい変わりあんみつです。あの界隈に行ったら、寄らずにはいられないお店がまた一つ増えました♪

おかめ
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13011479/

 

映画『利休にたずねよ』公開!


山本兼一先生の『利休にたずねよ』。直木賞も受賞した名作です。

実はこのお作、いつもお世話になってますN編集長の担当された作品ということもありまして、思い切り気持ち的に肩入れしております。 その作品が皆さんもご存じの通り、映画化されました!今とにかく話題ですね。TVでも海老蔵さんのお姿をよく拝見します。

そして昨日。いよいよ待ちに待った公開。私は映画にまったく詳しくないので、何も言う力を持ちませんが、試写会で拝見した、私なりの感想をちょっとだけ…
利休にたずねよ

さすが、大作と言った重厚な美の世界。お茶道具も千家さんのご協力で本物を使って撮影した、というだけあって、お茶を点てるシーンも多く、またそこに重点を置かれているのが非常に新しいように感じました。

いま、「茶の湯」というと、行儀作法を習う、と言ったどちらかと言えば女性的で清楚な印象があるかもしれません。でも、そもそも茶の湯とはどっぷり『男の生き死にをかけた世界』だったのですが、そんな気配を感じることができる映画だなあ、と!

特に印象に残ったのは、千利休を演じた海老蔵さんの所作の美しさ。やはり踊りで鍛えた身体は違います。体さばきがキレッキレですね。そして、伊勢谷友介さんの織田信長。ある意味、「これぞ信長!」、美しくて普通じゃない気配がしまして、うっとりしました。ぜひ伊勢谷さんが全編信長を演じる作品も拝見したい。これはちょっと余談ですけども…^^;。

本作品は、山本先生が提示された新しい千利休像を中心に紡ぎだされる「美」の光景を田中光敏監督が具現化した、それを目撃に行く…そんな風に鑑賞しますとと正解な気がしました。

茶の湯の世界が、「命がけ」だった時代。生と死がすぐそこにあり、だからこそ「美」が天国であり地獄であった、その緊張感をこの映画を見て、「感じる」ことができたように思います。

『利休にたずねよ』 (12/7から公開)
http://www.rikyu-movie.jp/

 

file49 浪花家の「たいやき」


いちにちいちあんこ

昨晩は、ひさしぶりにUセンパイ主催の飲み会があり、江戸川橋に行ってきました。

江戸川橋と言えば、浪花家さんですよね!!そうです、たいやきです!
HPによりますと、浪花家さんは、昭和初期に、日本橋馬喰町で開業、戦争で燃えてしまい、戦後江戸川橋に移転されてきたそうです。
浪花家

以前から気になってたんですけど、たいやき、と言えば、麻布十番の浪花家さんはめちゃくちゃ有名ですが、関係あるんでしょうか?HPなどでは特に書かれてないんですけどね…

神楽坂に住んでいた時には、お散歩がてらここまでやってきてはここのたいやきをほおばるのが楽しみでした。その時の習慣で、この辺りに来たらお腹がいっぱいでも、これから美味しいものをいただくと分かっていても、これを食べないではいられません!

たいやきすっかり日が落ちて真っ暗です。なので、光源は街頭の灯り。いい年して公道で立ち食いをするだけでなく、写真も撮ろうというこの魂胆。

こちらのたいやきは、皮が薄くてぱりぱりしてるタイプです。一個ずつの鉄型で一個ずつ役タイプ。
たいやきあんこは、甘さ控えめでほっこり。何度食べても飽きない味です。ほんと、変わらない味ですよ。そこがいい。

そして、おもむろにガブリとかじりつきました。美味し~♪

実はこの一連の動きをしているとき、小学2年生ぐらいの少女がじーっと見てました。たぶん道で食べ物食べちゃダメだよ、とかお母さんに言われてるんだと見た^^;。

ごめんね、こういう大人もいるんだよ。しかも、こうやって食べるとさらに美味しいんだよ…

と心でつぶやく私なのでした。

浪花家
http://www.naniwa-ya.jp/index.html

 

 

『生きていてもいいかしら日記』がやば面白い!


先日、P社のYさんが、すっごい面白いから是非読んでみて!とくださった『生きてもいいかしら日記』。

ちょっと作業で疲れた帰り道、電車の中でさっそく読み始めたら、ぶっと噴き出してしまって、笑いをこらえるのに苦しい苦しい。おかげさまですごいあやしい人になってしまいました…ってくらいめちゃくちゃ面白い!

(さすがにやばいと思い、急いでほかの歴史小説を読むことにして、家に帰ってから思う存分大笑いしながら堪能しました)

著者の北大路公子さんは、札幌在住の独身・40代フリーライター。日々飲んだくれて管巻いて、小さくも楽しく暮れていく日々…。

 

20131202

なんかもう、心当たりがありすぎて、ほんとヤバい。面白いけど、ヤバい。

「座右の銘は『好奇心は身を亡ぼす』でえす」、という公子ねえさん。なるたけ動かず、ただひたすら体脂肪を増やす日々。むう、なんかきいたことあるわあ。

ちょっと安心しますのは、解説で恩田陸さんも「ひょっとして生き別れの双子の片割れなんじゃないか」なんて非常なるシンパシーをあらわにされているところ。

そっか、そう思う人が多いからきっとこの本売れてるんだわあと胸をなでおろす私…。

しかしここではた、と気づいてしまったのです。

「この本、むとうさんは絶対面白いって言ってくれるはず」と、くださったYさん。
ひょっとして私の日常生活がこんな感じだと思ってる!!??

独身だし、40代だし、フリーだし…。唯一違うのは、お酒が飲めないってとこ。お酒が飲めないからあんこに走ってる、この一点だけが異なる…。
いやいや、そんな、考え過ぎよ、郁子。そうよそうよ、考え過ぎだわよ。

(……(沈思黙考)……)

…いや、でもいいんです。毎日楽しく笑って生きてるのが一番!
公子ねえさんと共通点が多い、と思われたとしたら、それは光栄なことなのです!

女性だけでなく、男性も共感を持つ人たくさんいると思います。お勧めですよ~!

『小学百科大事典 きっずジャポニカ 新版』(小学館)


今朝起きたら、そうそうに何やら重い宅急便が届きました。

小学館さんからの荷物。
……おおお、これはひょっとして、あれではないですか??!
去年のいつだかに、ごくごく一部お手伝いさせていただいた『キッズジャポニカ』の新版!!

これだけ大きな事典に対してあまりにもわずかなお手伝いで、一年以上前のお話。どの項目をやったんだっけ、というくらい淡くてほわっとした記憶…。そんな私にも、見本誌を送ってくださるなんて、さすが小学館さんだなあ。ご手配いただいたのはIさんですね。Iさん、本当にありがとうございました!

そんなわけで、とても新鮮な気持ちで拝見させていただきました。そんな私がご紹介するのもなんだかとてもおこがましいのですが、とても素晴らしいご本なので、ご紹介させてください。
きっずジャポニカそれにしても、すごい本ですねえ。まずこのカバーデザインが可愛い。イラストがいいなあ。事典でありながら、良質な絵本みたいな感じもする。ワクワクする感じ。

中を見ると、写真もイラストもこれでもかとてんこ盛りです。漢字には全部フリガナがされてますから子どもが一人でも十分に引けるでしょう。

オトナが見ても十分に楽しめます。というか、これだけたくさんの項目を網羅してますから、大人用としても十分じゃないかなあ。

最近では、子供用の図鑑や辞典がよく売れるそうですが、こちらも売れそうですね!6500円というとちょっとお高めに思われる方もいらっしゃるかもですけど、この内容でしたらおつりが来ちゃうかんじですよ!!いい大事典です。

(あ、ちなみに今年いっぱいまでは「発刊記念特別価格」で6500円+税で、来年以降は7200円+税になるそうなので、ご注意くださいまし)。

ぜひお手に取ってみてください!
なんだかウキウキワクワクしちゃいますよ~!
(むとう)

file.46 平野屋の「甘納豆」


いちにちいちあんこ

土曜日は、H山先生にお供して、落語を観に行ってきました。

演芸作家でもある先生に、解説していただきながら拝見できる、というだけで十分にご褒美なのですが、先生は、こんな素敵なお土産をご用意くださっておりました。

甘納豆

「いや、いくちゃんの好きなあんこじゃないけど、甘納豆。ほら、それにこの店、本所だしさ…」

いえいえいえ、甘納豆も、私の中では勝手にあんこカウントでございます!!
っていうか、大好物でございますぅ~!

それにしましても、なんと言うお気づかいでしょうか(涙)。

先生のお作『本所おけら長屋』の舞台は、その名の通り「本所」です。今私もお手伝いさせていただいてるので、そんな風におっしゃられたわけですが、まさに、江戸っ子の心意気ですよお。このさりげないお気遣い…。ううう…。本当に何よりそのお心が嬉しいです。

早速帰宅してから、家族でいただきました。
甘納豆

みてください!!

この美しい甘納豆たちを!!

うぐいす豆、おたふく豆、白インゲン豆です。豆本来の色がこれほど美しく残っている甘納豆、なかなかないですよ。美しい黄緑色、濃い紫、そしてベージュ。

そしてもちろん、味もカンペキ!

昔ながらのパッケージですし、周りについている糖分の感じから、けっこうオールドスタイルの甘目な味付けかと思ったら、むしろ甘さよりも、風味が際立つかんじです。いや、甘さもちゃんとあるんですけど、豆の風味がちゃんと立ち上がってる、というほうがいいかも…

そして、外側は糖分でカラッとしてますが、中はびっくりするくらいふわっと柔らかで、しっとりしてるんですよ!!
お多福豆例えばこのおたふく豆。

写真だと分かりにくいかもしれませんが、中面ものすごくしっとりとしていて、ほわっとしてます。周りについている糖分から、甘そう、と思われるかもしれませんが、甘い!って思わないんです。絶妙なバランス!

いやあ、なんかもう、甘納豆の認識変わっちゃいました。

H山先生、本当にありがとうございました!

平野屋
http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13105193/

「疾風に折れぬ花あり」(中村彰彦著)、連載第3回掲載!!


先週、中村彰彦先生の「疾風に折れぬ花あり」、第三回目掲載の文蔵が発売されました!

文蔵は毎月17日発売の文庫型雑誌です。

文蔵
さて、今回もなんと言いましょうか、武田家がまっさかさまに滅びに向かって前進してしまう光景を、私たち読者は見るほかない…みるほかない、…ないんですか??先生!??……という雪崩のような展開です。

前回までは、「…なんかやばい。やばいんじゃないの?」みたいな感じで、どちらかというその「気配がヒタヒタと」にじり寄ってくるような感じでしたが、今号では、それが錯覚ではなく、紛れもない事実であることが描かれていきます。

織田信忠軍との徹底抗戦を決意した、同母兄・仁科五郎盛信に請われて、松姫さんは兄の娘を連れて、高遠城を脱出、当主勝頼のいる新府城(武田の本城)にたどり着くんですが、もうこの新府城さえ安全な場所ではないのです。

ああああ、もう、これはのっぴきなりませんよう!!

どこまでも、読者な発言の止まらないワタクシ。編集者としてちゃんとお役に立てているかどうか大変疑問ですが、とにかく、中村先生の今回のお原稿も素晴らしいです!ぜひ、お手に取ってみてください!

(むとう)

 

我らが畠山健二先生、雑誌クォータリーノートに登場!


大好きな時代小説で、私もお手伝いさせていただいている『本所おけら長屋』の著者、畠山先生が、盟友・百田尚樹先生との対談で、雑誌クォータリー・ノートに登場!

クォータリー・ノート 季刊雑誌クォータリーノートの今回の特集は「走る…その先に見えるもの」と題して、「40歳」不惑をむかえたすごい人たちもたくさん登場します。
1973年生まれ。そうです。ワタクシもまさにドンピシャ!不惑です。思いっきり迷っておりますけど!

そんなわけで、雑誌全体も私的にはドンピシャで、とても楽しかったのですが、なんといってもこの「特別対談」が目玉ですよ~!
クォータリー・ノート
お二人は、20代のころからの友人同士。常々、お二人の間の「約束」のお話や創作をする時の、百田先生から畠山先生への激励については、畠山先生から断片的に伺っておりましたが、この対談でそのお話がとてもよくわかりました。
お二人のお話を伺っていると、お互いを大切に思い、「行動」する姿に胸が熱くなりますし、また走り続ける大変さ、覚悟の大切さを改めて感じます。

そして、雑誌全体の走り続ける「40歳」の皆さんのお話から、この雑誌を読む40歳な自分、逃げ場なしです。みんなすごいなあ、へえええ!…なんて言い続けている私は、やはり凡人なのです。

file.44 鶴屋吉信の「つばらつばら」


いちにちいちあんこ

日々は過ぎ去り、あっという間に11月も後半に突入。
早いですねえ。もうカンペキ冬って感じですものねえ。

さて、昨日は、「仏頭展」@東京藝術大学美術館と東京国立博物館へ行ってきました。タイミングのいいことに、偶然に石造センパイ@イシブもご一緒でき、久しぶりにいろいろお話しできて楽しい一日でした。

歩き疲れた私たちは、トーハク平成館一階に出店している京都の和菓子屋「鶴屋吉信」さんで、甘味を購入。

私は、大好きな「つばらつばら」を。センパイは「京観世」。両方とも鉄板で美味しいですよねえ。

ちなみに、HP拝見しますと…

「つばらつばら」とは、万葉集にも登場する風趣あることば。 ”しみじみと・心ゆくままに・あれこれと ”の意味があります。 万葉の歌人・大伴旅人は、太宰府長官として九州に赴任したとき 「浅茅原 つばらつばらにもの思へば 故りにし郷し 思ほゆるかも」 と歌を詠んで、故郷の遠き都へ想いをはせました(HPより引用)
なんだそうですよ。大伴旅人の和歌からの命名だなんて、さすが都ですなあ。「しみじみと、ここ行くままに・あれこれと」っていいですね。本サイトの名前「ありをりある」は造語ですが、「飾らずありのままにそこに在る」という意味でして、結構似てるような…。
つばらつばら
パッケージは、秋仕様になってます。可愛い!
いつもは浅い茶色の縞々と白のコントラストがモダンなパッケージですけど、こういうのもすてきですね。
つばらつばら

中はこんなセットアップです。本当に丁寧な包装ですよね。きれいだなあ。
つばらつばら台紙のように添えられた由緒書き。少し厚めの良質な紙に、スタンダードな明朝体に墨一色で印刷されています。過剰パッケージといえばそうですが、「すぎる」と感じさせず、さりげなく「丁寧」と思わせるところが、京都らしいですね。見事です。
つばらつばら美味しい!!

何度食べても、本当に美味しい!

しっとりもちもちな皮、しっとりさらりとした粒あん…。手に持った時はちょっと小さいなあ、この量なら一気に3個は行けるよ、と思うんですけど、一個食べ終わったら、一個でちょうどいいな、と思うんです。それだけ満足感があるってことですよね。

博物館を歩き回ってくたびれていた私たちも、すっかり元気を回復できました。やっぱりおいしいあんこのパワーはすごい!

鶴屋吉信
http://www.turuya.co.jp/syoukai/yaki_tsubara.html