file.54 虎屋菓寮の「胡桃あんみつ」(期間限定)


いちにちいちあんこ

昨日は『天上の舞 飛天の美』展@サントリー美術館に行ってきました。

サントリー美術館に行くと、必ず立ち寄ってしまうのは「虎屋果寮ミッドタウン店」です。

こちらは、あんみつが1260円と、私にとってはかなりのいいお値段。でも以前もご紹介しましたが、そのお値段を後悔しない、非常に手のこんだ美味しいあんみつなのです。

しかも、今回事前に調べたところ、なんと冬季限定という「胡桃あんみつ」というのが14日までやってる、というではないですか!!

おお、それはいい!っていうか、展覧会も14日まででギリギリでしたが、クルミあんみつもぎりぎりだった、ということですわ。危ない危ない。

胡桃あんみつ

こちらが「胡桃あんみつ」です!

ご覧の通り、通常のこしあんと、胡桃あんのダブルあんこですよ!やった~!それに、求肥にも胡桃が練りこんであります。さらにお正月っぽい感じで、色付き羹が赤い梅と青い松。おめでたい!
胡桃あんこちらが胡桃あん。白あんの中にクラッシュした胡桃が練りこんであります。
胡桃が相当に強くて、白あんの味はほとんどしなかった^^;。

ひょっとしたらなんですが、胡桃は渋皮をとってしまい完全にマッシュ(もしくはペーストにしちゃうか)してしまってよかったんじゃないかなあ。もちろんこのままでも美味しいのですが、それぐらい胡桃が強いんですよね。せっかくの白あんなので、その白あん感ももうちょっと感じたかったかな~。
こしあんそして安定のこしあん!
虎屋のこしあんってほんと美味しいな~。

ちなみに、上の写真で黄色く見えるのはキビ餅です。これも定番で入っていますが美味しいです。

それにしても、今回も後悔しない美味しいあんみつでした。
これからも季節の期間限定あんみつを追いかけていきたい!と固く心に誓いましたよ。

虎屋茶寮ミッドタウン店
http://www.tokyo-midtown.com/jp/shop-restaurants/food-cafe/SOP0000041/

吉田戦車さんの『おかゆネコ』、最高です!


漫画家・吉田戦車さんの『おかゆネコ』の2巻目が、昨年年末に出版されました。
あまりにも面白いので、こちらでもご紹介させてください。

この『おかゆネコ』。私は戦車さんの新境地を見る思いで拝見しております。

新境地、と言ってもだれにもまねできない「戦車さんワールド」感はそのままなのですけど…。
ある意味、漫画だけでなくエッセイなども含め、ここ数年で戦車さんがやられてきたことがここに結晶化されているような気がします。

「ほぼ日」の掲載を本にまとめた『逃避めし』。

戦車さんの子育て漫画『漫画おや』

それらにあった、戦車さんの日常に広がる普通だけどやっぱり戦車さんワールドな面白さ。

そう言うものが結晶化したのがこの『おかゆネコ』なんじゃないか、と思うのです。

おかゆネコ

「おかゆ」プラス「ネコ」ですよ??!

こんな組み合わせ、戦車さん以外に考えられますでしょうか、っていうか作品として面白くてちゃんとエンターテインしたものにし、なおかつ連載できますでしょうか!?

本当に、天才っ!!

ここでざっくり、『おかゆネコ』の内容をご紹介しますと、『おかゆネコ』こと、「ツブ」は猫なんですけど「しゃべり病」という奇病に罹患して、人間並みの知能と言語能力を持った猫。

不摂生な生活を送るサラリーマン(30代前半)・八郎のために、毎日おかゆを煮ています。

なぜ「おかゆ」かというと、そこがまた戦車さん流のシュールさなのですけど、
ツブは八郎のお祖母さんからおかゆのテクを学んでおり、おかゆをとても上手にフレキシブルに作れます。

この、八郎とツブを中心に、小さくも大きなストーリーが毎回くりひろげられ、最後に必ずツブがおかゆを煮てくれてお話が終わる、という流れです。

脇を固める登場人物もめちゃくちゃ面白い。同じくしゃべり病にかかっているキリマンジャロ寺のライオン和尚、「おかずイヌ」のガツ。
八郎の上司で猫好き・中年格闘家の多田課長。八郎のことが好きだけどかなり変な女性研究員・俵さん。八郎が勤めるコトリビールの社長目白さんは、おかゆのことをやる気がないやつの食べるものだ、と言ってツブをバカにしたりします。

なんかもう、こういう人たちがまたたまらなくいい!!のです!

何度読んでも、じんわりといい、面白い。
そしてなんだか、癒されるのです。読んでいるうちになにかほんわかしてきます。

これぞ、まさに『おかゆネコ』の効用ってやつでしょうか!!

体と心が何となく疲れてるな、と感じたらこの一冊!おかゆネコで一息つきましょう。
めちゃくちゃお勧めです!

 

file.53 松屋菓子舗の「ゆず最中」


いちにちいちあんこ

新年、あけましておめでとうございます!

昨日から仕事始めの方は多いかと思いますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

私は3日から働いていますので、もうすっかり元通り。新年感も消え失せてしまいました(涙)。

とはいえお正月の間は、黒豆、ハナマメ、御汁粉を毎日食べ続けておりまして、今年も順調に「いちにちいちあんこ」な日々スタートしております。

そして、2014年最初に「いちにちいちあんこ」でご紹介しますのは、あんこ好きな私のために、加須在住の友人Rがわざわざ買ってきてくれた松屋菓子舗さんの「ゆず最中」です!
ゆず最中「加須名物」とありますね。加須市内ではほかにもゆず最中を作ってるんでしょうか?
ネットで松屋さんを検索しましたが、HPなどはないので、詳しい情報がありません。

ブログの記事など見る限りでは、こちらのお店独自の名物みたいですね。加須市ではゆずがとれるので、こういう最中が生まれた、ということみたい。
ゆず最中皮の色は、緑色と茶色がありますが、どちらともゆず入りの白あんです。

このあんこ、美味しい!

甘さがちょうどいいですよ!

甘さ控えめ、というとこまで行かないです。ちゃんと甘いんですけどね、ゆずの皮があんの中にちらほら入ってるんですけど、その皮の風味・苦味も遠くにちゃんと感じられる程度の甘さ、というか。

さっぱりすっきりした、上質なあんこです!

いやあ、新年最初にふさわしい美味しい最中でした!

Rちゃん、ありがとね!!

松屋菓子舗
加須市東栄2-2-16
0480-61-0288

 

2014年、新年のご挨拶。


年賀2014

やってきました!!2014年!!!
今年はどんなことがおこるんでしょう。

嬉しいことも、悲しいことも、つらいことも…
きっといろいろ起こってくるんだろうと思いますが、そのすべてを楽しめたらいいなあと思う、元日の夜……。

本年もまた、いろんな方やさまざまなものと出会い、そしてその喜びや驚きを皆さんにご報告し、できれば一緒に一喜一憂させていただけたらと思っております!

そんなわけで、みなさま。

どうか本年もお付き合いのほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

ありをりある.com  編集長   むとういくこ 拝

 

 

file.52 大くにの「波乗りまんじゅう」


いちにちいちあんこ

メリークリスマス!

ですねえ。みなさま。 今年のクリスマスはどのようにお過ごしでしょうか。

我が家では恒例の手作りケーキとチキンで食事会をして、姪っ子にプレゼントをあげて静かにもしみじみ楽しい一日を過ごすことができました。

洋菓子も大好きなので、毎日ケーキやら差し入れのクッキーやマカロンやスイートポテトを食べ続けまして、この三連休だけで、見事に体重も増加^^;。

さて、「そして」、というか「だけどやっぱり」、本日のいちあんこ。(懲りないワタクシ)

大くにさん@鎌倉の「波乗りまんじゅう」です!

実は先週、石田石造(女)センパイと、イシブカツで鎌倉に行ってきたのですが、材木座界隈にある安養院からの帰り道で、センパイに「このへんでは結構有名な和菓子屋さんだよ」と教えていただいたお店なのです。

お店の雰囲気はいかにも和菓子屋さんで、お客さんが出たり入ったり、絶えない感じです。

上生菓子をはじめ、どら焼き、豆大福、最中などいろいろあって目移りしてしまいます。うーん、何を買おうかな、と見てみると、ひとつだけとびぬけて雰囲気の違うパッケージを発見!

おおお、さすが鎌倉だわ~!湘南だわ~!

波乗りまんじゅう

波乗りまんじゅう!!??

ほかのお菓子は、上品な和菓子屋さんって感じのパッケージなのに…!このパッケージすごい!

こづち最中

(ほかの和菓子は例えばこんな様子。いたって真面目でいかにもなパッケージでしょう?)

悩んだ結果、この波乗りまんじゅうと最中を購入しました。

何しろこのイラストですからねえ。普通のお饅頭ではないだろうな、と思ったら、やっぱりそうです!

波乗りまんじゅう

なるほどねえ。やっぱり普通のお饅頭ではありません。パウンド生地の中に、コーヒー餡、もしくはアンズ餡がはいっているんですね。

コーヒー餡

こちらはコーヒー餡のほう。あんこは白あんにコーヒーが入った感じです。でも、これは和菓子というよりは洋菓子ですね。あんこも、コーヒー風味がついてるので、あんこ、というかんじではないかな…。

とはいえ、美味しいですよ!これだと、あんこ嫌いな人でも食べられると思います。

ちなみに写真撮るの忘れちゃいましたが、私にはアンズ餡のほうもが好みでした。もしどちらか、と言われたらアンズ餡をお勧めするかなあ。

干しアンズの甘味と酸味と食感が、この洋風の生地に合うんですよね。ちょうどいいアクセントになるって感じです。

大くに
http://www11.ocn.ne.jp/~ohkuni/

file.52 亀十の「松風」


 

いちにちいちあんこ

ここのところいい思いばかりしてそのうち罰が当たるんじゃないか…

そんなことを思ってしまいますが、昨晩もH山先生が、ご褒美に鰻をご馳走くださるというので、ウホウホと神田に赴きました。

さすが、食通のH山先生です。神田菊川という老舗の美味しい鰻をたっぷりご馳走いただいちゃいました。

さらに、さらにですよ!

「はい、これどうぞ」
と、なんと、お土産まで!!

「本日のは浅草ではかなり有名な、亀十の「松風」ってお菓子だよ」
松風
うわああ、あけていいですか!??と、うわずる私。苦笑しつつどうぞどうぞ、と言ってくださったので、鰻を待つ間に、封を開けてみちゃったりして。

「…こ、これは!!」
松風

これ、食べたことある!!!

遠い昔、15年ほど前のこと。銀座にギャラリーを持っているとある方のスタジオに行ったときに出していただいたお菓子だ!!!(食べ物の記憶力だけはちょっと気持ち悪いくらい衰えないワタクシ)

めちゃくちゃ美味しかったんですが、なにぶん緊張してましたし、すみませんこれなんて言うお店のお菓子ですか?なんてとても聞けず(若かった…)。しかし、この名前と味だけは記憶の底に眠っていたのでした。

「亡くなった、漫才の内海好江師匠が進物に愛用していたお菓子だよ」
と、先生。なるほど、名人は名物を知るってやつですか!

鰻を口いっぱい頬張りながら、これは明日のおやつで頂マース、なんて言って幸せな時間はあっという間に過ぎ去ったのでした。
anko20131219-3

そして、翌朝のおやつの時間。

見てください、この美しい包装を!

松風

おほほ~!
テンション上がるわ~!

松風

黒糖味の生地がふんわりしっとり、粒あんを包みます。この生地がまた美味しいんですよ|!蒸しパンとまんじゅうの皮の間くらいな感じっていうか。

松風

あんこはこんな感じです。

甘すぎない優しい味の粒あん。ふかふかしっとりの生地にあんこのアクセントがたまりません。

美味しい!!

これなら何個でも食べられちゃいます。結構大きいんですけど、食べてみるとあっという間になくなっちゃいます。

いやあ、もう、本当に、幸せいっぱいです。
H山先生、いつもありがとうごございます~~!

亀十
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003655/

 

 

 

file51 榮太樓本舗の「手づくり最中」


いちにちいちあんこ

なんとなく身近にある昔ながらのお菓子。意外と、当たり前と思っているお菓子が、実はその地方限定だった、なんてことはよくあります。

例えば、「ナボナ」とか。関東出身の人間にとっては「あああの王貞治さんのCMの…」とある世代以上は、絶対すぐにわかりますよね。自由が丘にある亀屋万年堂の銘菓です。

ひょっとして、今日ご紹介する「榮太樓」も、そんなお店の一つなのかな。なんて思うのですがどうでしょうか。我が家では、よく榮太樓の飴がありましたし、榮太樓の金鍔なんかもよくいただきました。贈答用にもよくつかわれる東京の和菓子屋さんの一つだと思います。

さて、今日のいちあんこも、またもやH山先生からのおすそ分け。いつもお気づかいいただいちゃって申し訳ないですが、本当に嬉しいです。先生とお目にかかった翌日のおやつは、いつも豪華になっちゃいますからね。

手づくり最中

私にとっては、榮太樓と言えば飴、という印象でしたが、あんこのお菓子もたくさん作ってるんですねえ。
手作り最中

皮とあんこが別になっているタイプのですよ!

わあ、皮、可愛い!

最中の皮

榮太樓のマークである青松がぷかり。かわいらしいですねえ。 最中は、こういうおしゃれができるのがいいところです。楽しいですねえ。

これに、ビニールの袋に入ったつぶしアンを乗せますと…
手作り最中
こんな感じです!
たっぷりのあんこで、皮ではさんでも浮いちゃいますよ!

ちょっとあんこが多いかな?と思いつつ、パクリ。

すると、最中の皮のパリふわっという食感と、あんこがちょうどよくからみます。あんこが甘さ控えめなので、これくらいたくさんでも、ちょうどいいです!

さすがですねえ。これは万人受けの最中ですわ。すべてが程よく、くどくなく、後味すっきりの美味しい最中です。

H山先生、ご馳走様でした!

榮太樓本舗
http://www.eitaro.com/

 

 

file.50 おかめの「蔵王あんみつ」


いちにちいちあんこ

記念すべき50回目!!

毎日食べ続けてるのにもかかわらず、なかなかそうはアップできないもんですねえ。 基本的に、重複してるものは避けてたり、コンビニあんぱんも相当食べてますけど、これも、まいっか、と掲載していません。いろいろ食べた中で、けっきょく印象の強いものをピックアップしてるという感じです。

さてさて。そんなわけで、50回目は、有楽町の交通会館B1階の甘味どころ「おかめ」の蔵王あんみつです!

こちらは、以前からYさんに、「美味しいよ~!」とお話は伺っていたものの、なかなか行けておりませんでしたが、何気に支店の麹町店にはすでに何回か行ってこの名物・蔵王あんみつをいただいていたのでした…(しかしアップしていなかった…^^;)

蔵王あんみつ

ともかくも、これがその噂の「蔵王あんみつ」です!ちょっと想像していたのと違いますでしょう?!

まず、あんこが小豆のあんこではないのです!

蔵王あんみつ

なんと、金時豆のあんこです。これがまた美味しいのなんのって!

金時豆のあんこが入ってると、皆さん、思い出しますよね? そうです、沖縄のぜんざいです。 沖縄のぜんざいは、金時豆の甘く炊いたのがたっぷり入っていますよね。こちらは、もう少しじっくり煮込んで、より「あんこ」に近づけた感じです。とろっとしていて、たまりません。

小豆のあんこより、ほわっとした感じですね。小豆は低音を重めに出してるような感じ、とすれば、金時豆のあんこは中音部をけっこう強く感じるように出してる、みたいな感じです。あ、なんかわかりにくいかな、このたとえ^^;。

ちなみに、ちょっと調べてみましたら、大きな豆を使って作ったあんこを「蔵王」というらしい、という説を発見。小豆のあんこを「小倉」と呼びますが、これも小倉山という地名から来た名前なので、そういう流れでの呼び方なんでしょうか。

蔵王あんみつ

そして、その上にソフトクリームです。このソフトクリームが、コクがあっておいしい。さらにこの上から蜜をタラリと掛けていただきます。下に入っている寒天と相まって、素晴らしい調和を見せてくれます。

一見重たそうに見えるかもしれませんが、もう一気にペロリですよ。

本当に美味しい変わりあんみつです。あの界隈に行ったら、寄らずにはいられないお店がまた一つ増えました♪

おかめ
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13011479/

 

映画『利休にたずねよ』公開!


山本兼一先生の『利休にたずねよ』。直木賞も受賞した名作です。

実はこのお作、いつもお世話になってますN編集長の担当された作品ということもありまして、思い切り気持ち的に肩入れしております。 その作品が皆さんもご存じの通り、映画化されました!今とにかく話題ですね。TVでも海老蔵さんのお姿をよく拝見します。

そして昨日。いよいよ待ちに待った公開。私は映画にまったく詳しくないので、何も言う力を持ちませんが、試写会で拝見した、私なりの感想をちょっとだけ…
利休にたずねよ

さすが、大作と言った重厚な美の世界。お茶道具も千家さんのご協力で本物を使って撮影した、というだけあって、お茶を点てるシーンも多く、またそこに重点を置かれているのが非常に新しいように感じました。

いま、「茶の湯」というと、行儀作法を習う、と言ったどちらかと言えば女性的で清楚な印象があるかもしれません。でも、そもそも茶の湯とはどっぷり『男の生き死にをかけた世界』だったのですが、そんな気配を感じることができる映画だなあ、と!

特に印象に残ったのは、千利休を演じた海老蔵さんの所作の美しさ。やはり踊りで鍛えた身体は違います。体さばきがキレッキレですね。そして、伊勢谷友介さんの織田信長。ある意味、「これぞ信長!」、美しくて普通じゃない気配がしまして、うっとりしました。ぜひ伊勢谷さんが全編信長を演じる作品も拝見したい。これはちょっと余談ですけども…^^;。

本作品は、山本先生が提示された新しい千利休像を中心に紡ぎだされる「美」の光景を田中光敏監督が具現化した、それを目撃に行く…そんな風に鑑賞しますとと正解な気がしました。

茶の湯の世界が、「命がけ」だった時代。生と死がすぐそこにあり、だからこそ「美」が天国であり地獄であった、その緊張感をこの映画を見て、「感じる」ことができたように思います。

『利休にたずねよ』 (12/7から公開)
http://www.rikyu-movie.jp/

 

file49 浪花家の「たいやき」


いちにちいちあんこ

昨晩は、ひさしぶりにUセンパイ主催の飲み会があり、江戸川橋に行ってきました。

江戸川橋と言えば、浪花家さんですよね!!そうです、たいやきです!
HPによりますと、浪花家さんは、昭和初期に、日本橋馬喰町で開業、戦争で燃えてしまい、戦後江戸川橋に移転されてきたそうです。
浪花家

以前から気になってたんですけど、たいやき、と言えば、麻布十番の浪花家さんはめちゃくちゃ有名ですが、関係あるんでしょうか?HPなどでは特に書かれてないんですけどね…

神楽坂に住んでいた時には、お散歩がてらここまでやってきてはここのたいやきをほおばるのが楽しみでした。その時の習慣で、この辺りに来たらお腹がいっぱいでも、これから美味しいものをいただくと分かっていても、これを食べないではいられません!

たいやきすっかり日が落ちて真っ暗です。なので、光源は街頭の灯り。いい年して公道で立ち食いをするだけでなく、写真も撮ろうというこの魂胆。

こちらのたいやきは、皮が薄くてぱりぱりしてるタイプです。一個ずつの鉄型で一個ずつ役タイプ。
たいやきあんこは、甘さ控えめでほっこり。何度食べても飽きない味です。ほんと、変わらない味ですよ。そこがいい。

そして、おもむろにガブリとかじりつきました。美味し~♪

実はこの一連の動きをしているとき、小学2年生ぐらいの少女がじーっと見てました。たぶん道で食べ物食べちゃダメだよ、とかお母さんに言われてるんだと見た^^;。

ごめんね、こういう大人もいるんだよ。しかも、こうやって食べるとさらに美味しいんだよ…

と心でつぶやく私なのでした。

浪花家
http://www.naniwa-ya.jp/index.html