file.20 ぎぼまんじゅうの「のーまんじゅう」


いちにちいちあんこ

那覇滞在二日目。一日目に那覇三大饅頭のうちの一つからスタートした「いちにちいちあんこ」、二日目も那覇三大饅頭で決めたい、と起き抜けに思いました。

沖縄はその日も曇り時々雨。梅雨入りしてますから仕方ないですよね。こんな日は無理せず、だらだら過ごすに限ります。

そんなわけで、那覇二日目は、有名なのーまんじゅうをぎぼまんじゅうさんに買いに行って、そのまま首里城界隈を散歩しよう、と決めました。

ゆいれーるの首里駅から徒歩15分。
いつもの感覚だと、めちゃくちゃ余裕、って感じですけど、とにかく湿度が高くて気温も結構あります。首里のあたりは坂道が多いし、中途半端な時間に出たので、朝ごはんもお昼も食べてない…。空腹と湿度にやられて、ようやくたどり着いた時にはヘロヘロでした(弱すぎ^^;)。
ぎぼまんじゅうぎぼまんじゅうに来たのは、かなり久しぶりだな~。ちょっと離れてるし、一人旅の場合いつも足があるわけじゃないので、そう毎回はこれないんですよね。
のーまんじゅう、けっこう大きいので、一個で十分なんですけど、あまりの空腹で二個買っちゃいました。あまりにおなかがすいて倒れそうだったので、店の前に会ったベンチでまずは一個いただくことに…。
ぎぼまんじゅうこういう紙包みが、またいいじゃないですか!
こんなかんじの紙で包まれたあんこものは、まあ間違いないですよ!

包みを開けますと、さらに月桃の葉でくるまれてますよ。てんぴぬめー饅頭と同様、こちらも蒸し上げるときに月桃の葉を使うんですね。

のーまんじゅうのーまんじゅうは、ものすごくわかりやすくいっちゃえば、粒あんの中華まん(大)ですね。仕上げに「の」を書いてくれます。この「の」は「熨斗(のし)」の「の」らしいです。お祝い事用のお菓子なんですね。
ちなみに元祖はこの「ぎぼまんじゅう」とのことですが、スーパーなどでもたまに見かけます。
のーまんじゅう蒸し上げたばかりなので、触れないほどアツアツ。ちゃんと蒸し器で蒸したものって、なかなか冷めないんですよね。電子レンジなんかであっためるのとちがってね。

こちらの粒あんは、かなり甘いです。甘味が強いので豆の味がちょっと遠い感じかな。でもよく炊かれてます。皮もやわらかくてとろとろですよ~!

それにしてもほんとに大きいです。空腹でさらにあんこ好きな私でも、一個で十分満足って感じでした。
そして残りのもう一個は翌朝の朝ごはんになったのでした。

ぎぼまんじゅう
http://tabelog.com/okinawa/A4701/A470102/47002708/

 

file.19 ぺーちん屋の「てんぴぬめー(天妃前)まんじゅう」


いちにちいちあんこ

先週火曜日から昨日まで沖縄本島に行ってきました。
私にとって沖縄は魂の故郷のような場所。理屈ではなくホッとできる大切な場所なのです。

いろいろ旅してますとすごく感じるんですが、土地との相性ってありますよね。なんとなく居心地の悪い場所もありますし、妙に馴染むなあ、と思う場所もある…。いい悪いじゃなくほんとに「相性」だと思うんですよね。
そんなわけで、沖縄は、私にとって特別に「相性」のいい場所なんですね。

さて、そんな旅の中でも、もちろんいちにちいちあんこな日々は欠かさずなのでした!

まず那覇に到着して訪れたのは、「ぺーちん屋」さん。こちらの「てんぴぬめー(天妃前)まんじゅう」は、「那覇三大饅頭」の一つと言われて、甘いもの好きには有名ですが、私は一度も食べたことがありませんでした。念願かなっての来店です。
ぺーちんやお店を新しくされたんでしょうか。シンプルできれいなお店!
店内に入ってみると、イートインスペースもありますよ!コーヒーとセットで500円。いいですね~♪
ぺーちんや店内はこんなかんじです。4人掛けのテーブルが一つ。仕切りに糸カーテンなんておしゃれですね。
饅頭セットさあ、いよいよてんぴぬめー饅頭の登場です!!

ところで、この名前のてんぴぬめー(天妃前)なんですが、これは久米という地区にあった天妃宮(媽祖廟・中国の海の女神ですね)の門前で売られていたのでこの名がついたんだそうですよ。戦前はぺーちんやさんだけでなく数店あったようですが、天妃宮が戦争で亡くなってしまってからは、こちらで販売しているまんじゅうを「てんぴぬめーまんじゅう」と呼ぶんだそうです。
てんぴぬめーまんじゅう

周りの白い生地は、もちではなくて小麦粉の皮です。中にあんこを入れて月桃の葉の上に載せて蒸し上げるんですって。
ちなみに月桃の葉、というのは、こちらでいうと笹の葉みたいな感じですね。独特の香りがあって、また殺菌作用もあるそうなんです。保存にも効果があるってことですから、笹とか竹で食べ物を包むのと同じような感じです。

さて、このあんこですが、ものすごく甘さ控えめ!めちゃくちゃ軽い!

あんこが入ってるとはいえ、スアマ(あんこの入ってない甘いお餅)を食べてるみたいに軽い感じです。二個は多いかな?と思ったけど、するする食べちゃいました。

実は、このあんこ、茶色く見えるので、小豆あんかと思いますよね。

でも、実は豆が入ってないんです!はったい粉(麦こがし)と黒糖でできてるんですって~~!!
なるほどなああ。

ぺーちん屋
http://peechin.on.omisenomikata.jp/

 

 

file.18 新潟県の「笹だんご」


いちにちいちあんこ

今日は、東京国立博物館へ『大神社展』を観に行ってきました。

大神社展についてはまた後日ご報告したいと思いますが、とりあえず、今日は本日のいちあんこを。

トーハクへ行くまでの上野公園で、「えちご長岡・佐渡広域観光フェア」というのを開催してまして、おいしそうな食べ物がふんだんに売られていました。

実は、その前に、とんかつ山家でロースカツ定食を食べて、おなかははちきれんばかりの状態になっていて、ちょっと食べすぎたことを後悔しつつ歩いていたのですが…

ほわほわほわ~と湯気が…湯気が……。

大好物・笹団子を蒸しているではありませんか!

お、おなかは一杯ですけどこれはスルーできません。
しかもばら売りしてて、一個100円。これくらい食べられるでしょう!あんこ者の責任として!とばかりに一個購入(大げさ)。
笹団子これです!

友人とトーハク前で待ち合わせてたので、トーハクの門前でおもむろに取り出して…

笹団子二口で完食しました!♪

いや~、美味しゅうございました。

しかし、申し訳ないことに、買い食いしたためにこの笹団子を作ったお店の名前がわかりません><。よほど慌てていたようです。とほほ。

 

file.17 にいがた本高砂屋の「醤一位 銅鑼焼」


いちにちいちあんこ
昨日は、打ち合わせで東京駅に行ってきました。
東京駅といえば、ほんとにいろいろ変わりましたよね。おしゃれになりました。

最近TVなんかで見かけるKITTEの前を通りかかったので、何かおいしいものはないかしら、とウロウロ。そしてこちらの銅鑼焼きをみつけました!
醤一位

「すべて試食できます。お気軽に試食お申し付けください」

と書かれていたので、遠慮なく試食させていただきました。こちらの銅鑼焼きは、生地に醤油を使っているのがミソらしいですよ。「山崎醸造の醤油使用」と書かれています。
調べてみますと、新潟県下ではかなりメジャーなお醤油なのかな??

口の中に入れると…おおお!確かに醤油がいるいる!
確かに醤油味というか、みたらし団子的な方向の香りと味がしますよ!かなりしっかりした濃い味ですが、生地は軽めでふわふわなので、なんだか不思議な感じ。
醤一位ちょっと変わってて面白いので、さっそく家族の分も購入。みんなでいただきました。かなりのボリューム感。

あんこのほうも、わあ、これは美味しいですよ!

醤一位
お店のHPによりますと、こちらの工場のお水は超軟水なので、豆が柔らかくふっくら炊けるんだそうです。

甘さもかなり控えめです。生地のほうがかなり強めに甘辛いので、バランスを見てるからだろうなあ。

美味しゅうございました!

にいがた本高砂屋
http://www.niigata-hontaka.com/product/dora.html

 

file.16 十万石の「十万石まんじゅう」


いちにちいちあんこ

「うまいうますぎる!」。

このフレーズ、ご存じの方がいたら、そうそれは埼玉県民または埼玉出身者ですよね。

子どものころ、埼玉テレビでやたら放送されていたローカルCMのコピーで、もともとは版画家の棟方志功さんの言葉なんですって。棟方画伯のイラストとともに、埼玉県民にとって強烈な記憶として今も魂に?刻まれています。
埼玉県北部の行田市の和菓子なので、中西部出身の私からすると「北部に住んでいる伯母がお土産でもってきてくれる美味しいお饅頭」という存在です。

そんなわけで、こちらの十万石まんじゅうは、ほんとによく食べてきました。でも何度食べても、きっちりおいしいんですよ~。全然飽きません!!
十万石まんじゅう皮にはつくねイモや米粉がつかわれてるそうで、いわゆるじょうよ饅頭ですね。しっとりもっちりしていて何とも言えないいい香りがします。そしてなかのあんこは…
十万石まんじゅう
ものすごく密度の濃いこしあん! 甘さはしっかりありますが口どけがとてもすっきりとしたあんこです。

まあ、この十万石まんじゅう、あんこが嫌いという人を除けばほとんど好き嫌いはないだろうな~という安定した美味しさですね。
素材そのものの味をいただける、って感じで、なんだか安心して食べられる気がします。

ネットで調べましたら、最近では、都内ではナチュラルローソン新宿西店でも売ってるらしい。なるほどなあと思います。

十万石
http://www.jumangoku.co.jp/index.html

 

file.15 ベルビューの「クルミあんぱん」


 

いちにちいちあんこ

最近は自家製天然酵母にはまり、すっかり手作りの人になってますが、天然酵母パンのお店も変わらず見つけては買って賞味しています。

私のお気に入りは何といっても、隣町にある天然酵母パン屋さん「そのつ森」さんですが、車でないといけない距離なので、今日は買いに行けません。

お昼には自分で焼いた天然酵母パンを食べた後、ふと思いついて高坂駅前にある古いパン屋さん『ベルビュー』にいってみました。

こちらは本当に古いパン屋さん。「ザ・昭和」って感じの懐かしいパン屋さんです。なので、パン屋さんあるなあ、と思ってたんですけど、天然酵母にはまってるもんで、ちょっとスルーしちゃってました。

そしたら、Kさんが「あそこ、実は天然酵母のパンも売ってるんだよ」とおっしゃるではないですか!…それはぜひ一度試さないと、と思っていたんですよね。

さて、そこで購入しましたのがこちら・・
くるみあんぱん結構大きいです。そして、見るからにおいしそう!
お店のご主人も、すっごく優しそうなおじいさんです。この人が作ったんだったらそりゃまじめで美味しいパンだぞ、と思いました。
くるみあんぱんあんこはこしあん。パン生地はしっとりとしてて香りがにおい立つようです。
確かにこれは、イースト菌ではないなあ。でも、いわゆる自家製酵母ではないかもしれません。ふんわりと優しい生地なので…

あんこも、しっかり美味しいです。お店で作ってるあんこではないかもしれませんが、質のいいあんこです。

クルミもたくさん入っていて、なんだかとっても真面目にちゃんと美味しいパンでしたよ。
これで136円というのは本当にお値打ちです。もうちょっととってもいいと思うけど、ご主人の主義なんだろうなあ。

ベルビュー
東武東上線高坂駅前

file.14 中田屋の「きんつば」


いちにちいちあんこ
GWもあっという間に過ぎ去りました~。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は珍しく?一生懸命働いておりましたよ!毎日毎日ゲラ(校正紙)とにらめっこです。

そのお仕事のほうも昨日無事戻すことができ、予定通り今日は休みを取ることができました。
二か所のパン屋であんぱんを買って食べ比べをしてしまいましたが、それをご紹介するのはさておき、先日いただいた「いちあんこ」をまずはご紹介しましょう。

きんつばまたもや友人Kさんの差し入れ。
#いつもありがとうございます、Kさん!
金沢土産のおすそ分けにきんつばをいただきました!

こちらは、金沢市内にあるきんつばの名店「中田屋」さんの看板商品らしいですよ。
金沢の和菓子は本当に美味しいですから、めちゃくちゃ心が躍ります!
きんつば左が小豆、右がえんどう豆。
中田屋さんのHPを見ると、小豆は北海道産の大納言、皮は丹波産の寒天を使用。とにかく「餡子」に自信あり!といったかんじ。
これは期待が高まります。
きんつばなかみおおお、カンペキです!

見てください、この美しいあんこたちを!!

どちらのあんこも、甘さ控えめ。豆の味を生かす程度の甘味で、豆の風味がダイレクトに来ます。美味しい!

さすが金沢だな、という味です。

やっぱり京都もそうなんですけど、なんか品があるんですよね。それがあんこの味にも現れています。洗練されてます。

島根の松江も、和菓子が飛び切り美味しくて洗練されていますが、江戸時代にお茶道が奨励された町の生菓子は、本当に洗練されてますよね。うううむ。

中田屋
http://www.kintuba.co.jp/main.html

file.13 バニトイベーグルの「あんぱん」


いちにちいちあんこ

あんこもので、実は、最も身近で大切なものをまだ一度もご紹介してないですよね。そうです。「あんぱん」です!!!

私がまだサラリーマンだったころ。
忙しくて時間がなかったので、ランチはコンビニでパンを買って済ませる、なんてことが多かったんですが、その時に余分に一個、あんぱんを買うのです。

これは、自分へのご褒美みたいなものでした。

おやつの時間に食べてもいいし、夜7時ごろ、おなかがすいてるけどまだ仕事しなくちゃいけないときなんかに食べてもいい。
体重のことを考えたら、やめといたほうがいいに決まってますけど、私はお酒も飲めませんし、こんな小さな、ちょっとした喜びは大目に見てあげよう、と思ってました。

そんな、私の心のよりどころ『アンパン』。

今日のいちあんこは、そんなあついを思いを込めて。あんぱんです。
豆パンとあんぱん「バニトイベーグル」さんは、その名の通りベーグル屋さんです。
友人Kさんに「おすすめのカフェだよ」と連れて行ってもらいました。たくさんの種類のベーグルやパンを販売しつつ、おしゃれなカフェも併設。実はランチに「デミグラスソースのオムライス」をいただきましたが、とても美味しかった。丁寧に作られているのがわかります。いいお店です。

お土産に買ったのが、このあんぱん。そして豆パン。
ベーグル屋さんに行ったのに、やっぱりあんぱんを選んでしまうワタクシ^^;。
豆パンとあんぱん豆パンは、甘く炊いた黒豆が入ってます。これもあんぱんの一種と言えるかな?
でも、こちらはどちらかというと生地を味わうあんぱん、と申しましょうか。
ちなみに、生地はモチモチしていてとっても美味しいです。

あんぱんは、こしあんです。甘さ控えめで豆の味がわかる気がします。美味しい!
これで120円はお得な感じだなあ。

こちらのベーグルには、ほかに「桜あんとクリームチーズ」なんていう気になるベーグルもありました。次回行ったときには絶対チャレンジしますよ~~!

バニトイベーグル若葉店
http://vanitoy.shop-pro.jp/

 

 

file.12 志むら「クリームあんみつ」


いちにちいちあんこ

志むらさんに行かずに寛永堂さんで最中を買う、という判断をして、志むらさんへの思いが何となくふつふつと盛り上がっているところ、なんと、思いがけずにこんなに早く再び目白にやってきました。

実は、石部のイシブカツで目白の椿山荘に行ってきまして、その帰り道です。
同行していた石田石造氏(女)は椿山荘のラウンジにも心惹かれておられましたが、
「椿山荘のラウンジのお値段なら、志むらではやりたい放題!」などと必死にいいの募り、「むとうさん、いちあんこでしょ?w」と思惑バレバレながら、志むらさんでお茶することになったのでした。
志むら
志むらは、目白駅前の通り沿いにある超有名和菓子店です。こちらの名物はなんと言っても「九十九餅」と「福もち」なのですが、今日はイートインなので、私はクリームあんみつ、石造センパイはクリーム宇治抹茶カキ氷を。
クリームあんみつよく考えたら、こちら喫茶コーナーでいただくのは、10年以上ぶりです。どちらかというと、買って帰る、ってかんじでね。
二回の喫茶スペースは、明るくて清潔。いかにも和菓子屋さんのもてなし、といった感じ。店員さんの笑顔がステキ。

あんみつも、その雰囲気そのままの、明るくて朗らかな盛り付けと、味。

黒蜜もたっぷりつけてくださってますが、とっても軽やかなので、全部かけてもすっきりして美味しい。お馴染みア干しアンズやフルーツがたっぷり乗っていて酸味があって飽きません。

アイスクリームも甘みはほとんどないコクのほうが立ったもので、全体に乳製品のコクを与える絶妙なお味です。

寒天がまたおいしい!
丁寧に作られた寒天は、変な臭みもなくただひたすら軽やかで涼やかなのですね~!

そしてそして何より!!
あんことエンド豆こしあんと、赤えんどう豆が、絶品です!!!

こしあんが美味しいのはもちろんのことなのですが、赤えんどう豆の炊き方が本当に素晴らしい!とても柔らかいのですが、赤えんどう豆独特の食感はちゃんとあります。

石造センパイの注文したカキ氷のほうも…
宇治抹茶あんこはもちろんですが抹茶の蜜がとっても美味しい、とても満足しておられました!
すごい量に見えますが、抹茶がとにかくおいしいので、するすると完食できちゃう感じです。

いやあ、やっぱり素晴らしい、志むらさん!

志むら
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130502/13003855/

 

file.11 寛永堂目白本店「花千歳」


いちにちいちあんこ今日は、仕事で久しぶりに目白駅に降り立ちました。
目白、といえば「志むら」。「九十九餅」ですよね!!

柔らかい求肥の中に甘く炊いた虎豆が練りこんである、あの超有名な九十九餅!
最近では、喫茶のカキ氷も大評判みたいですね。今日はさすがに並んでなかったですが、結構行列ができるみたいです。

私も、打ち合わせが終わってから、ふらふらと吸い寄せられるように志むらの前に立ちすくみました。よく見ると昔はなかった、イチゴのコンフィチュールみたいなイチゴシロップが大量に掛けられたかき氷が!!めちゃくちゃ美味しそうです。

でも、そこではた、と気づきました。いちにちいちあんこにならないじゃん、と。

よく考えたら、九十九餅もあんこ、ではないですよねえ。いや、虎豆はあんこ間近、ほぼあんこ!ともいえるか…などと考えながらふらふら駅のほうに戻ってみると…。あれ?何やら新しい和菓子屋さんがあるじゃないですか!

ううむ。

昔から愛してやまない志むらではありますが、一番食べたいものがあんこど真ん中じゃないし、ちょっと今日は浮気してみましょう。もうちょっと暑くなったらかき氷を食べに来てもよいし。

そんなこんなで、初めての和菓子屋さん、「寛永堂」に入店。
こちらは黒豆を使った和菓子が売りみたいですね。今風のデザインのパッケージのお菓子もいろいろありますし、サービスもとても行き届いています。

私は、悩みに悩みましたが、最もスタンダードな最中を選びました。
花千歳花千歳、という上品な最中です。
こういう最中って、一番和菓子屋さんの底力が出てしまいますよね。私が初めてのお店でもなかを買うのは、そんな理由です。
花千歳かわいいですよね~~!
梅の花を移した軽い皮。いかにも日本の美というかんじです。
花千歳あんこはこんな感じ。
甘さはかなりきっぱりとしてます。結構強めの甘さです。
ですので、大きさは小さいのですが、これ一個でかなりのパンチ力。

皮は、ちょっと残念ですが、少々湿気気味。あんこを包んでいるからしょうがないですけど、もうちょっとパリッとしてるか、ふわっとしてると嬉しかったな~。
やはりこちらで買うなら、黒豆羊羹とかがいいのかもしれません。お店の一押しって感じでしたし^^;。

でも、もちろん普通に美味しくいただきました!
こちらは、甘味どころも併設してますので、そちらで食べるのもまたよさそうな感じです。

目白も、いろいろお店があって困りますね。

寛永堂目白本店
http://kaneidoshop.shop23.makeshop.jp/